実家まるごとデトックス!③

住まい・インテリア

今まで、実家の片づけと処分に関して、何度かお伝えして参りました。無事に処分出来てから、しばらく時間が経ちました。ここで改めて冷静に、今の心境などまとめてみたいと思います。

【処分費用や手続きについて】

不用品の処分は、やはりかなりの費用が掛かりました。今までのトータルで考えると1軒分でざっと25万位になります。リサイクルで買い取って頂いたのが約8万円なので、17万円の出費でした。

また、思ったよりも費用が掛かったのが、配送費用でした。着物や雑貨類を倉庫や自宅に送る費用が約15万円、倉庫への一時預かり費用が約4万円(補償金別途)掛かりました。もちろん、宿泊費や交通費などは含まれていないので、実家が遠距離にある場合かなりの負担となるかもしれません。

売買契約が決まったら、不動産手数料・司法書士費用なども含めて、処分費を考えておく必要があります。

※仮契約までに、詳細をきちんと確認すことが大切です。

何が含まれて、何が含まれないのか (例クリーニング清掃、植栽エアコンetc..)

意外と本契約までにやることが沢山あり、母のところと区役所に何度も行くことになりました。印鑑証明などは全部で何通必要なのか、はじめに聞いておくと何度も役所に行かなくてすみます。

【処分後の心境】

作業は、たいへんでしたが幸いにも早く買い手がつき、肩の荷が降りてほっとしたというのが事実です。けれど売却が決まった後も、思いは複雑でした。。

まだ、親戚が残っている中で疎遠になってしまうのでは?寂しくなる。。といった思いは、今でも正直にあります!実家がなくなると、やはり足が遠のくでしょう、、

今のところは、親戚とは電話やSNSを通じてやり取りをして繋がっています。途絶えないように、心掛けたいと思っています。ただ、予想外に母が自分にとって大切な心のよりどころが、なくなったという寂しさを感じているようです。処分すると決心しても、複雑な思いがあるみたいですね、、

母の様子をみて思うのは、モノにたくさんの思いが詰まっているのだということです。けれども、モノが母をしあわせにした訳ではありません。モノを所有していたという事実があった、ということだと思います。それが思い出であり、『母の人生』の一部となっていたのでしょう、、

お金をモノに替えて消費する行為に対して、実家を処分してあらたに複雑な想いが巡ります。


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