書類は、全捨て!ちょっと、待てぇ!!

住まい・インテリア

整理・収納本に書類は、ほぼ全捨て!!

と高らかに書いてある本を最近よく目にしますが・・・

「私は、反対です!」

まず、私の体験からお話したいと思います。年金を支払っていたのに年金事務所から届いた書類には、記載漏れがありました。それを、再調査しても解明されず、第三者委員会に異議申し立てを申請することになりました。

そこで必要になったのが、昔の記録です。手帳やメモ書き他には、給与振込を証明する物などです。給与明細以外に通帳でもよいそうです。私の場合、メモ書きと給与振込を記載された通帳が出てきたので、コピーを添付して送付しました。

この他にも、エピソードをお伝えしたいと思います。仕事などに関する、書類が増える一方でしたが、まとまった時間が無く整理するのが億劫でした。

日々の暮らしや、仕事で感じたことを綴ったノートやメモ、そして、本や新聞の記事など、きちんと整理していない状態でした。ざっくりと保管して、他の物と混在し埋もれていました。

少しずつ整理をはじめて、改めて気が付いたことがたくさんありました。それらは、きちんと整理し直すことで(もちろん要らないものは捨てる)再度、私にとって宝モノとして甦ることになりました。

それらをまとめて、この度1冊の本として出版できることになりました。あの時、全部捨てていたらと考えると・・・

ただ意味もなく、とっておくことはスペースの無駄づかいです。しかし、理由があるモノだったら話が違います。年月を経て積み重ね得られたモノは、宝として蘇らせてあげてください。

モノの整理・整頓・処分をするには、判断能力が重要です。でも、判断力は加齢と共に低下します。そして、人によって得手不得手の違いもあります。それでも判断力は、ある程度鍛えることは可能です。

【 判断に時間を要するカテゴリーがあります 】

瞬時に判断可能なのは、感覚的分野のカテゴリーだといえます。それは、洋服やくつ・アクセサリー・食品などの流行や賞味期限・消費期限があるものは、瞬時に感覚で仕分けることができる。慣れてくると、比較的簡単に判断できます。

それとは別に、書類など紙の資料に関しては感覚で処分してはいけないと考えられます。論理的に思考する力が必要になるのです。感覚で判断するより、ハードルが上がると感じています。

長々となりましたが結論を言うと、『感覚で書類などを処分すると、後で後悔する』ということです。

洋服とかを処分する感覚とは分けて考え、出来るだけ時間に余裕があり、冷静に判断できる時に行うことが大切になります。


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